体をゆるめて心をゆるめるヨーガ療法士　　　　　　　あっきーブログ＠浜松

皆さんは、日々、何に「依存」
しながら生活をしているでしょうか？

（特にないなぁ）と感じている方にも、
実は、依存は必ず存在します。
そもそも、一言で「依存」と言われても、一体、どんな定義に当てはまれば「依存」となるのか、案外わかりにくいものです。


この依存する物というのは、一般社会で言われている、
お酒やタバコだけではありません。

例えば、甘いお菓子やスナック菓子、コーヒー、紅茶、炭酸飲料やオレンジジュース、
対人でいうならば、配偶者や恋人、友人、お子さんやペットに対しての執着や固執、
こういった思いも「依存」と呼ばれるものなのです。

つまり、毎日の生活習慣となっているもので、なんとなく口にしてしまう嗜好品も、
それがないと、さびしいとか、不安で仕方がないというものです。

対人の場合ですと、あの人が居なくなったら生きていけないという、心の作用も
立派な「依存」となります。

この「依存」というのは、何もお菓子やジュースを飲んではいけない。
対人に対して、厚い愛情を持ってはいけないということではなく、

「なぜ、それがないとさびしく不安なのかを知っておく」
ということが大切になるということなのです。

お酒が好きな人は、いつ・どんな時にアルコールを口にしたいと思うのか・・・
タバコを吸う人は、いつ・どんな時にタバコを吸いたいと思うのか・・・
甘い物を口にしたいと思う時は、いつ・どんな時なのか・・・
他人のために生きていく人生で、自分のどんな存在価値を満たされたいのか・・・

つまり、どんな心の働きをする時に、どんな欲求が芽生えてくるのかを
常に客観的に知っておくことで、
依存する物に対する認知の仕方が変わってきます。

頭の中で、見えない社会の物差しを自分にあてはめ、
あれだめ、これだめ・・これはいけないことなんだから、
体によくないことなんだから、我慢しなくちゃ！！
と思っているうちは、依存の思いを手放すことが出来ません。

なぜなら、意識は常になんとかしなくちゃという心の作用から、
そこばかり行ってしまい、その事柄にどんどん執着・固執
してしまうからなのです。

この機会に、皆さんにとっての依存は何であるのか、
また、それはご自分の生活に本当に必要な物なのか、
じっくり熟考してみるのもいいかもしれません

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