
皆さんは、日々の生活の中で、
「
ちょうど良い」
または、「程良い」という感覚をどのくらい感じているでしょうか?
例えば、腹八分も、ちょうど良いですし、
買い物に行った時、あれもこれもと買わずに、欲しいものだけ購入するとか、
友人と食事会に行った時も、遅くまで飲み明かすのではなく、翌日のことを考え、
程よい時間でお開きにするなど、
生活の中でのちょうど良いは、何げない言動の中で、感じれる心や体の作用です。
この「ちょうど良い」という感覚は、簡単に味わえそうで、意外に難しい感覚なのです。
なぜなら、私たちには、
欲望を満たしたいという心の作用が、
常に働いています。
人間性心理学の最も重要な生みの親と言われている
アブラハム・マズローの人格理論がの欲望には5つの段階があると言われており、
1つ目の「
生理的欲求」では、
生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい寝たいなど)で、
この欲求を充たせれば、
次に「
安全欲求」を求めるんだとか。
この「安全欲求」には、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)
という欲求が含まれ、「安全欲求」を充たすと
3つ目の「
社会的欲求」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求め、
この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなるそうです。
そして、ここまでの欲求は、外的に充たされたいという思いから出てくる欲求なんだとか。
次に「
尊厳欲求」(他者から認められたい、尊敬されたい)という欲求が芽生え、
ここからは外的なモノではなく、内的な心を充たしたいという欲求に変わるそうです。
そして、最後に「
自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)の欲求が生まれるんだそうです。
少し難しい話になりましたが、私たちの欲望というのは、食欲や物欲だけでなく、
心理的にも欲望というのは、常に働いているということなのです。
そして、私たちの心というのは、自身の欲望を
「ちょうど良い」でとどめることが難しいのです。
なぜなら、ちょうど良いという感覚は、あとになってみないとわかりにくいものだからです。
食べ過ぎた時は、しばらくしてからお腹が苦しくて気づいたり、
運動し過ぎた時は、翌日以降に体の痛みとなって気づいたり、
食事会が遅くなってしまった時は、
翌日以降に、体調不良やイライラとなって気が付いたりと、
「~し過ぎた」と気づくのは、いつも後になってからなのです。
では、どうしたら良いか・・・
日々、
自分の心や体の声に耳を傾ける習慣
を自分で作ることが大切になります。
なんとなく過ごしているのと、きちんとご自分を大切に考え
行動するのでは、自身に返ってくる
として、大きな影響を自分に与えていきます。
腹八分は、次の食事もおいしく食べられます。
運動もちょうど良い運動量をこなすことで、疲れもたまりにくく、
有酸素運動としての健康維持の手助けとなりますし、
食事会も、早い時間で終わることで、楽しかったという記憶として自身に残り、
また次も行きたいなと思えるでしょう。
何事に対しても、
「ちょうど良い」という感覚には、必ず幸せが隠れています。
その心地よいという幸せを、常に感じ、
心穏やかに過ごすためにも、日々の何気ないご自分の
~し過ぎていることとは、どういったことなのか、
この機会に、熟考してみるのもいいかもしれません
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