
私たちは病気というと、
あまり良いものではないというイメージ
があります。
そもそも、病気が始まるのは、
病院に行き、医師に病名を告げられた時から、
病気と認知されるという、心の作用が働いた時点
からです。
私たちは、生まれた瞬間から、
「死」に向かっており、その最期はだれにもわかりません。
そして、年を重ねることで、DNAが再生し続け、
その再生のスピードの減速と共に、老化と言われる体の衰えを感じるようになります。
でも、その老化は生きていれば、当たり前の現象にすぎません。
ヨーガの根本聖典である、ヨーガ・スートラの中の
第2章 5節
無智とは有限、不浄、苦、非我のものを、
無限、浄、楽、真我であると思うことである
という教えにあるように、
命は無限ではなく有限であります。
そして、病気を部位として捉え、高度な医療で一生懸命治そうとしても、
実は、それは根本原因を理解せずに、薬に頼って治療するということになります。
この根本原因をご自分が内省することで、みなさんの中にある免疫力も上がり、
それと共に、西洋医学を活用するというのが、治療で一番大事なことです。
つまり、病気になる原因というのは、実は、
ご自分の生活習慣、
心の反応の癖によるストレスも大きな要因
であると言われています。
私自身、数年前、胃炎になった時、検査後先生に
病状を説明された後、原因がストレス性からくるものだと伝えられ、
「薬どうしますか?飲んでも飲まなくても、あまり変わらないかもしれません。
一番の対処法は、ストレスを減らすことです。」と言われ、
そんな程度の薬としての処方ならいらないという判断をし、自分を内省することにしました。
その当時の自分の心の反応の癖、また、自分は大丈夫と思っていた事柄が
意外に大丈夫ではなかったということをあるがまま、受け入れ、病状はなくなりました。
つまり、私は自分という人間を
という心で観ていたということなのです。
そして、こういった心根の勉強をしていても、自分の本当の心の声というのは、
によって、惑わされてしまうということなのです。
病気や体調不良は「悪」ではなく、心と体のバランスが崩れているサインです。
そういった時こそ、病名だけに固執するのではなく、
どうして、こういった病気や体調不良になったのか、ご自分の生活習慣や心の癖を振り返り、
改善することで、立ち止まって考えるという時間、作ってみるのもいいかもしれません
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