
私たちは、日々、色々な想念や邪念といった
思いを、心の中に巡らせています。
その思いは、過去の記憶や、未来への想いが、出ては消え、出ては消えといった具合に、
私たちの心を日々煩わせています。
今日は、その「
未来への想い」についてお話したいと思います。
私たちは、未来のことを想像する時、過去の記憶から似た記憶を探してきます。
そして、その記憶をもとに、想像している出来事があたかも今起こったかのように感じ、
恐れや不安を感じています。
この「
恐れと不安」
一見、似ているようですが、アーユルヴェーダでは、
まったく異なった心の性質と言われています。
心の性質は、3つあると言われおり、
タマス(暗性)
ラジャス(動性)
サットバ(純粋性)と表現されています。
この心の性質は、すべての人が持ち合わせている心の性質であり、
このバランスが大切と言われています。
そして、この中のタマスといった心が優性になると、
私たちの心は弱くなり、ご自分を整えることや、創造的な活動から逃げようとします。
人に会うのがおっくうになったり、将来を悲観したりしてしまいます。
そして、その状態が続くと、
物事がうまくいかないことを人のせいにするようになっていきます。
つまり、心の成長から逃げる決定をしていることに対しての
感じている感覚を「
不安」といいます。
逆に、どんな状況であれ、心が強く前に進んでいる人は、決して不安を感じることはなく、
明確な意思と具体的な目標を持ち、心と体のバランスが整っているのです。
しかし、どんなに心が強くなっても、前に進む時は必ず「
恐れ」を持つものです。
なぜなら、恐れはまだ経験したことのない未知なるものへの感情=無知
故の心の作用だからなのです。
だからこそ、人は慎重になり、失敗をしないように計画を立てるのです。
恐れは、前に進む人を阻むものではなく、
本来は心健やかな人生を送るためになくてはならないものだとか。
この違いを意識しながら、
人生を心健やかに過ごすために、どのような物事の受け取り方の工夫をしたら
でいられるのか、この機会に熟考したいものです
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