
交差点での事故が多いからなのでしょうか、最近、雄踏街道を始め、
浜松市内でちょいちょい見られる
「
信号機改革」
行われているの、ご存じですか?
ある交差点で、右折矢印しか無かった信号機が、
しばらく前から、直進・左折用の矢印と思われる形の信号機に変えて設置されており、
ただ、しばらくは右折の矢印だけが作動している状態でした。
いつになったら、始動するんだろうと、その交差点を通る度に思っていました。
そして、ようやく先日、始動し始めました。
すると、いつもと同じ時間帯・同じ交通量のはずなのに、
右折の車両がすごい渋滞となっていました。
いつもなら1回で曲がれるところ、3回の信号待ち。これには、びっくりしました。
信号の時間設定の関係もあるかと思いますが、それにしても長すぎました(笑)
この信号機は、直進・左折と、右折を段階をおって分けるための信号になると、
頭ではわかっていましたが、その信号になることによって、
どのような変化が起こるのかということに対し、無知であり、
また、今までとの変化に対して、自分の心はイライラと反応していました。
信号の切り替わりからの体の反応というのは、数秒かかります。
そこから、車を始動させる体の反応と、
いつ曲がれるのかタイミングを見計らっている時の体の反応では
かかる時間も変わります。
でも、だからこそ、そのゆとりが事故の軽減にも繋がるのです。
ただ、頭でそのことを理解していても、
今までとの変化に心が対応できず、
心は苛立ちを覚えるのです。
きっと、初めてそこを通った時から、
その信号が直進矢印信号だったら、何とも思いません。
でも、
今までの経験・過去の記憶があるが故に、
自ら心を煩わせてしまうのです。
何もこれは、この信号機に限ったことではなく、
どなたでも人生という経験の中で、こういう思い感じたことあるかと思います。
例えば、転職をした、人事異動で勤務地が変わったなどといった時に、
必ず(前はこうだったのに・・)
と感じる・比較する思いが沸いてきます。
これは、正常な心の作用です。
ですが、この思いばかりに囚われてしまうと、ご自分でストレスを作ってしまいます。
ただ、ここで大事なのは、
最初の心の作用というのは、変えることはできませんし、
変える必要はありません。
それをしようとすると、ご自分の感情を押し殺すことになってしまい、
逆にご自分の本当の心の声が聞こえにくくなってしまいます。
ですので、最初に感じた心を否定せず、
(あ~、私、今イラッとした)ということを、きちんと受け入れたうえで
その出来事に対しての、物事の捉え方を
別の方向から見てみるということを、意識してみてください。
実はこれが、
ヨーガで学んだことを、
日常生活に生かすということなのです。
ヨーガでは、自分の体を使い、ポーズを取ることで、
ご自分が何を感じているか、客観的に観察します。
そして、痛みがある場合は、嘆き悲しむのではなく、
どんなやり方に変えたら、ご自分が気持ちいいかどうか
視点を変えて心地よさを創意工夫するということを
ご自分の体を使って、学びます。
それが「対 体」だったのが、
「対 社会」となるのです。
今回の私の出来事も小さなことですが、
感情の赴くままに、イライラし続けてしまうと、心が暴走します。
どんな物事の受け取り方をしたら、ご自身が心健やかでいれるのか、
今、みなさんの心に引っかかっていることありましたら、
目を閉じて、ゆっくり熟考してみるのもいいかもしれません
※最近、だるいなぁ・・・下半身が重いなぁ・・・・
疲れがたなっているなぁ・・・・・
でも、忙しくてなかなか外にまで出向いてまでは・・・という方、
ご自宅への出張ヨーガも行っております。
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