
ヨーガでポーズを作ったり、瞑想したり、呼吸法をしながら、ご自身の頭の中で、何を考えているか、観察したことあるでしょうか?
ヨーガ中は、常に
ご自身の心と体に意識を向ける・・・
これが大切になります。
しかし、これが結構、難しいのです。
なぜなら、私たちの「
思考」は常に働いており、
この「思考」は、目の前で起きていないことを頭の中で考えるのが得意だからです。
ですので、体は足を上げるポーズを取っていても、
心の中では(ヨーガ終わったら、あの店とこの店に買い物行かなくちゃ)とか
(あ、そういえば、あの人、あんなこと言ってたけど、あれ?あれってどういう意味だったのかな??)
と、心ここにあらずの状態になるのは、どんな人でもあるかと思います。
このような心の状態では、ポーズ中、呼吸の数を数えていても、
途中で分からなくなります。
ただ、ポーズを取りながら、体のことに意識がいかないことが、いけないことではなく、
別のことに意識がいったことに気が付いているかいないかが、大切になってくるのです。
本来、ヨーガは目を閉じて行うものです。
色々な心の作用から、
この「目」をずっと閉じていることが出来ない方もいらっしゃいます。
それがいけないのではなく、当人が目を開いていることに、
気が付いていないのが問題なのです。
是非、ヨーガをされる時は、
ご自分の意識を注意深く観察していくことから始めてください。
(あ~、気持ちいいなぁ)
(あれ、ここ痛い?)
(あ、今日は集中しにくいな・・)
気持ちよく感じない日もあるでしょう。
そんな日があったっていいんです。
その日の心・体の状態により、感じ方も日々違ってきます。
それを繰り返すうちに、ご自分が感じた思いを、言語化できるようになってきます。
(あ~、今右のわき腹上下に引っ張られるように伸びて、気持ちいいと感じているなぁ)
(あいたたた 気持ちいい場所はここじゃないんだなぁ・・
じゃあ、少し体を緩めて・・あ、このくらいで気持ちいいと感じるなぁ)といった具合です。
そして、この繰り返しが、ご自身をジャッジしなくなってきます。
私たちには、どんなことでも、人と比べてしまう心の作用があります。
あの人は何でもそつなくこなせてすごいなぁ・・それに比べ私は・・・
無意識でこんな気持ち、感じたこと大なり小なりあるかと思います。
ヨーガでも同じです。綺麗にポーズをとるのがすごいことではありません。
人とくらべても、いいことは、ひとつもありません。
あるがままを心から受け入れる・・
ありのままのご自分を客観視=これがマインドフルネスなのです。
きれいなポーズを取る(正しくあること)より、体のどこにどんな風に効いて気持ち良さを感じるのか(効果的であること)
これを意識することが大切であり、
また、自分自身にとって、役に立たない感情や思考が芽生えてきたら、
その思いを、毎回、手放すという訓練。
これが
ヨーガでマインドフルネス(今を生きる)ということです。
小さな心の作用、しっかり受け入れる習慣、意識していきたいものです
※最近、体が重いなぁ・・・いまいちパワーが沸かない・・・・
日々忙しいなぁ・・・・・
でも、毎週のレッスンに通っている時間はないからなぁという方、
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