
今日の新聞に、2013年度
「
新聞広告クリエーディブコンテスト」
結果発表が掲載されていました。
最優秀賞に選ばれたのが、この作品、
「
めでたし、めでたし?」でした。
私は、この作品を見た時、???が頭の中をよぎりました。
(ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました??)
どういう意味???何を伝えたいのだろう??
しばらく、鬼のイラストを見ながら考えてしまいました。
そして、下に書かれている言葉を見て、はっ!!としました。
その言葉とは・・・
「一方的な「めでたし、めでたし」を、生まないために。
広げよう、あなたが見ている世界。」
まさにヨーガの智慧のお話だと感じたのです。
一つの物事について、正面からみると、とても素敵なことでも
後ろからみるとそうでなかったり・・・
正しいと思えることでも、立場が違えば、間違っていることかもしれない・・
自分と人は違っていい、色々な人がいるんだからと、頭では理解していながら、
思い通りにならない他人・家族・この世界を批判してみたり・・・
TVでたくさんのニュースが連日報道される中、
固定概念のもと、報道される偏りがちなニュースの数々・・
何が正しくて何が間違っているのか・・・
そもそもその区別は必要なのか・・
この作品を作成した、博報堂の山﨑博司さんはこんなコメントをしています。
「ある人にとってしあわせと感じることでも、
別の人からみればそう思えないことがあります。
反対の立場に立ってみたら。ちょっと長いスパンで考えてみたら。別の時代だったら。
どの視点でその対象を捉えるかによって、
しあわせは変わるものだと考えました。
そこで、みんなが知っている有名な物語を元に、
当たり前に使われる「めでたし、めでたし。」が、
異なる視点から見ればそう言えないのでは?ということを表現しました。
広告を見た人が一度立ち止まり、
自分の中にさまざまな視点を持つことの大切さを
考えるきっかけになればと思っています。」
※新聞広告データーアーカイブより抜粋
ご自分が感じる思い、心の声・・
大切にしていきたいなと改めて思えた広告でした