先週から、全国各地で梅雨入りが発表されています。
この時期になると、気圧が日ごとに大きく変化し、湿気の影響で体が重く、体調も崩しがちです。夏の高気圧の時期に向け、体も微調整をする時期なのです。
そして、この時期、気をつけたいのが、体調の変化を天気のせいにし、「
様子を見る」ことです。(いつものことだから・・)とか、(昨日、夜更かししたしなぁ・・)と、なんとなくで片づけてほしくないのが、三大疾病の中の一つである、「
脳卒中」です。
この病気の初期症状のイメージは、嘔吐や動けなくなり倒れるといったイメージが多いのですが、実際は、普通に生活が続けられ、また本人自体、体の違和感を大きく感じないので、見過ごしがちと言われています。
現在の医療では、病気を発症してから、3時間以内に病院での治療に間に合えば、
T-PAという、画期的な治療を受けられるそうです。
この治療は、詰まった血液を溶かし流す治療法だとか。
すべての方に効果があると実証されていないそうですが、治癒の確率が上がることを知る・知らないでは、迅速な対応にも大きく影響してくるのではないでしょうか?
そして、これは本人ではなく、ご家族が異変を気付くことが何より、早期発見へとつながるそうです。
その症状とは・・・
①作り笑顔が出来ない(顔の表情が左右で明らかな異変)
②目を閉じて両手を肩の高さまで上げて、しばらく静止
(どちらかの腕が落ちてくる)
③ろれつが回らない、言葉が出ない
この他にも、たくさんの症状が言われていますが、この3つだけでも判明出来る症状だそうです。
この時期、見過ごしてしまいがちな体の異変。
体への意識を高めることで、早期発見に繋げたいものです