「
ホメオスタシス」この言葉、耳にされたことありますか?
ホメオスタシスとは、私たちの体の機能の一部であり、日本語にすると、「恒常性」といいます。
体の役割として、体の内部や外部の環境が変化しても、その生体の状態が一定に保たれるという生物の性質や状態のことです。
例えば、体温が一定に保たれる、体の血圧が保たれる、傷口がふさがる、ウィルスなどの病原微生物を身体から排除するなどといった、私たちの気持ちでどうこうコントロールできることではなく、
オートマチックな働きである体の作用です。
もっと簡単に説明しますと、寒い時期にプールに入ったとします。
ブルッと震えて凍えそうになりますが、しばらくすると、体が慣れてきて平気になります。
この体の感覚がまさにホメオスタシスの働きです。
熱いラーメンを食べて体温が上がると汗をかくのも、汗をかくことで体内の熱を下げているというこの作用も、ホメオスタシスの働きです。
そして、主にホメオスタシスの制御を行なっているのは、
自律神経系、内分泌系(ホルモン分泌)、免疫系です。
ですので、自律神経やホルモンバランスが崩れてしまうと、体や心のトラブルに発展していきます。
是非、この体のしくみを理解して、どうも体調が不調であるとか、なんとなるだるい日が続くといったときに、今一度、ご自分の生活スタイル見直してみてください。
無理をし過ぎていないかどうか、また、その無理を当たり前・これが私と間違った認知を持っていないかどうか・・・
生き急ぐことはありません。
いかに、心も体も健やかに生きていけるかです。
今週も半ばになりました。
みなさんが、今週の後半も、心健やかでありますように・・・・