★在宅介護で思うこと★

ackky

2014年01月23日 18:09

先日新聞に、在宅介護の疲れから、
自分の両親を殺害する
という事件が掲載されていました。

こういった事件は、今に始まったことではありません。

でも、こういった事件が後を絶たないというのは、自宅での介護は、生活の一部として組み込まれてくることであり、

それがどれだけ大変かということを、象徴しているのだと、私は思います。

そして、こういったことは他人事ではありません。

いつ、ご自分の家族がこういった状況になるかもしれないということを
しっかりと考えていきたい、高齢化社会が加速する中で
大事なテーマだと思います。

在宅介護を選択された方々というのは、
介護される当人の希望、金銭的事情やもしかしたら、社会的体裁などという思いなど、

そういった色々な状況・思いが複雑に絡み合い、
結果、在宅で家族がお世話をするという選択を選んだのだと思います。

最初は、ご自分を犠牲にしてまでも、頑張っていて
そしてそういう環境にだんだんと疲労を感じ、

でも始めた以上、なかなかその状況を変えることが出来ず、
いつしか、この苦しい生活の先を想像し、見えない未来に恐怖や不安を感じ
どんどん、ご自分を追いつめてしまいます。

こういった問題を抱えている方は、
「家族だから、お世話をするのが当たり前」とか
「面倒を見ないと、薄情な人と思われる」などといった、
見えない社会の物差しに
         ご自分をあてはめようとしないでください。


あっちがたてばこっちがたたない

世の中の出来事はそんなものです。

この人生は、誰かのために生きる人生ではありません。
ご自分のために生きる人生なのです。

プロの手を借りることは、介護される側も介護する側も
心健やかでいるために、いけないことではりません。

人には与えられた環境がそれぞれあり、
その中で、どう心健やかで、与えられた使命をを全うするかどうかが大切であり
それは人それぞれですから、人と比べても意味がありません。

そして、私が何とかしなければ・・
私さえ我慢すれば・・といった

自己犠牲な思いは、ご自分を苦しめるだけで、いいことはひとつもありません。

心の自由度を広げ、介護される側もする側も
相手が~してくれないとか、きっと~思っているといった思い込みを捨て、
まずはご自分の心が健やかである生き方、見つけていきたいものです

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疲れがたまっているなぁ・・・という方、
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